女性の筋肉が付きにくい原因とは
原因1:女性ホルモン
女性の筋トレがなかなか上手くいかないと感じる原因はいくつかあります。
その中でも女性だからこそ考えられる原因としてホルモンの場合もあります。
筋トレというと男性のようなムキムキな引き締まった体を想像して行う人も少なくはないでしょう。
男性と女性の体は筋肉量も違うのですが、ホルモンの量も違います。男性は男性ホルモンであるテストステロンが豊富です。
このテストステロンは筋肉を成長させる働きがあります。
筋トレではこのホルモンが大切になるのですが、女性は男性に比べて男性ホルモンが少ないのです。
女性は男性ホルモンを全く有していないわけではないですが、圧倒的に女性ホルモンが多いです。
女性ホルモンは女性らしい体つきにすることに関わっています。
つまり、脂肪を蓄えてふっくらと丸みを帯びた柔らかな体にする働きがあります。
このように女性の体はもともと女性ホルモンの働きによって女性の体はもともと筋肉が付きづらく脂肪を蓄えやすいのです。
こうしたホルモンの働きが原因で筋トレを行なっていても筋肉の付きを感じられないということが起こります。
原因2:遺伝的要因
女性だけに留まる話ではないのですが、祖先が違うという理由から日本人は欧米人に比べると筋肉が付きづらくなっています。
欧米人の祖先はアングロサクソン人といい、寒い地域で暮らしていました。
寒い地域で暮らすためには熱を作らねばならず、筋肉量を増やすことで体温を上げていました。
こうして欧米人は筋肉量の多い遺伝子を持っているため、筋トレを行なった際には行なった分だけ効果を早く感じることができるのです。
一方、日本人の祖先を始め、筋肉を増やして体温を上げる必要ない温暖な地域で過ごしてきています。
そのため、筋肉を増やすことがなかったため現在も筋肉が付きづらい体質となっています。
また、同じ地域の人の中でも筋肉が付きやすい人と筋肉や付きづらい人が存在しています。
このように筋肉の付きづらさには遺伝的な要因もあることをまずは理解しましょう。
効率を上げるためにできる対策
食事
筋肉が付きづらいといっても、筋トレを行えばわずかずつですが筋肉はついていきます。
筋肉がつくように筋トレを行うだけではなく他のアプローチを同時にすることで筋トレを効率よく行うことが可能です。
一つ目は食事の面からのアプローチです。
筋トレをダイエット目的で行う人は多いのですが、ダイエットだからと言って食事制限とともに行うと筋トレの効率を上げることはできません。
筋トレでは筋肉を意図的にしっかりと使うわけですが、使うことで筋肉が傷ついています。
筋肉が修復されるときに筋繊維はだんだんと大きくなっていくとされ、このことを筋肉の成長だと考えるのが一般的です。
こうした流れで筋トレが筋肉をつけるとされており、修復期間が大切になります。
この修復に必要なのがエネルギーやビタミン、アミノ酸やミネラルといった様々な栄養素になります。
この栄養を摂取するためには普段の食事の中でバランスよく高タンパクな食事になるように注意することが必要になります。
食事で栄養を摂るように気をつけるだけでなく、食事では必要な量を摂取することが難しい栄養をサプリメントで補うなどの方法も存在しています。
自分にかけている栄養素が何か、一日の摂取量より少なくなっている栄養は何かをまずは見つめ直すところからはじめてみましょう。
行うタイミング
筋トレで実施するトレーニングは筋肉をつけるためのものです。
筋肉をつけるためのトレーニングは筋肉をいかにきちんと動かせるかということが大切になります。
運動を行うにはエネルギーが必要不可欠なので、一般に筋トレを効果的に行うためにはエネルギー補充を行なった後である食後が良いとされています。
一般に朝や夜がいいといった筋トレを行うタイミングについての話題がありますが、体にエネルギーを補給した状態でしっかりと体を動かせる状態の中で行うことが一番だとされています。
体が運動できる状態であること、そして毎日続けていくことができるタイミングで行うことが何よりも大切になります。
このコラムが気に入ったら
ぜひ「いいね!」をお願いします♪
みんなに役立つ情報をお届けします。