初期段階で効率は求めてはいけない?
まずは量をこなせるようになろう!
筋トレは、毎日単調なことを続けなければならないので飽きてしまいがちです。短時間ならまだしも、長時間のトレーニングになると尚更飽きが発生して、結局辞めてしまうことになります。それだけは避けたいので、なるべく筋トレを効率化したくなるものです。
確かに、一見すると合理的なイメージがありますが、トレーニング初期は量をこなした方が効果的に筋力アップを図ることができるのです。
初期段階で量を求める理由は?
一般的には、やはり筋トレは量でその効果が決定するというのが定説になっています。よって、最初は効率など無視して、とにかく筋トレをこなしていくのが良いのです。もちろん、やりすぎたりケアを怠ると関節痛など体にダメージが及ぶので、しっかりとしたケアを行うようにしてください。
その後、効果が出てきたことを確認します。短期的に筋力アップを望むのは酷な話であり、やはり数か月スパンで考えていくべきです。数か月後に、実際の効果を把握して、それからトレーニングの方法について検証するのがお勧めです。
例えば、これだけ時間をかけたのにこの効果しか得られないというのであれば、トレーニングの質を改善するのも有効です。また、今の結果に満足できるのであれば、この効果を得つつ、トレーニングを効率化できないかなどを検討します。
このように、まだ自分の体もあまり理解していない段階で、効率だけ求めてもあまり意味がありません。効果が出た後で、トレーニングの改善に取り組む方がベターです。
トレーニングを効率的に行う方法は?
時間帯を意識しよう!
筋トレをただ行うだけでなく、実施するタイミングに着目することをお勧めします。実施するタイミングとして、最もお勧めは早朝です。早朝はまだ体が起きていないので大丈夫?と思うかもしれませんが、実は体を成長させるために必要な成分が多く分泌されている時間帯なのです。特に、テストステロンと呼ばれる筋力アップに必須な成分は早朝に最も多く分泌されるのです。
また、他にも早朝に筋トレを行うことでカロリーの消費効率が高くなる効果も期待できます。更に、その効果が一日中持続させる効果を期待できるので、自然と痩せやすい体を手に入れることができ、ベースとなる筋力も付けやすくなります。早朝であれば、ちょっと頑張って早起きすれば確実に時間が取れるという点も魅力的です。
量はどの程度が適切なの?
いくら量をこなした方がよいと言われていても、限度も存在しています。一般的には、一日の筋トレは60分程度が理想的と言われています。これは、先に紹介したテストステロンがそれ以上トレーニングすることで減少してしまうためです。よって、60分以内でトレーニングメニューを組み込むことがおすすめです。
更に、早朝のテストステロンが多く分泌されている時間帯を狙って行えば、15分程度のトレーニングでも十分対応が可能です。次に気になるのがトレーニングの間隔ですが、筋トレを行うことで筋肉が破壊されるのですが、再生に最長72時間もかかってしまいます。よって、再生した後に行うことを考えれば、概ね2日おき程度で筋トレするのがおすすめです。
サプリメントを併用してトレーニングする時の量は?
より効率よく筋力アップを目指すなら、サプリメントを併用して実施するのがおすすめです。同じ量のトレーニングをしていても、より高い効果を発揮することができるのです。また、同じ効果を得るために必要な時間を短縮することができる点でも、サプリメントは有効です。
基本的に、サプリメントは体に害があるものではなく、機能を高めるためのものです。よって、体への負担を考えてサプリメントを飲んでるからと言ってトレーニング量を減らすなどは不要です。但し、体質に合う・合わないがありますので、まずは適正量を摂取した上でトライアルの位置づけでトレーニングしてみることをお勧めします。